北側部分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:05 UTC 版)
歴史的なガバナーズ島北部には4つの開けた景色がある 。最大のものはジェイ砦の斜堤で、砦の全方位から下り坂という木のない芝生地帯である。この斜堤がジェイ砦の壁と斜面底の堀との間に緩衝地帯を作った。この斜堤には、ポロの競技場とガバナーズ島ゴルフコースがあった。 ジェイ砦の南東にあるノーラン・パークは、将校の宿舎と管理用建物に囲まれた並木道がある台形の地帯である。この公園の東側境界はエリア南端に向かって南西に湾曲しているが、西と北側の境界は互いにほぼ直交している。ノーラン・パークの現在の配置は1870年代にさかのぼり、1933年から1936年にかけて第1陸軍の指揮官だったデニス・E・ノーラン少将にちなんで名付けられた。以前はこの場所に野外音楽堂があった。 ガバナーズ島のパレード広場はノーラン・パークのすぐ西でジェイ砦の南にあり、約5.3haの広さがある。パレード広場はジェイ砦から水辺の南に向かって下り坂となっていて、1本の歩行者専用道がパレード広場を貫いている。そこは軍事訓練場およびウィリアムズ城に捕らえられた虜囚の処刑場として使用された。以前はゴルフコースがこのパレード広場内にも伸びていて、コースの残骸が今でも残っている。 4番目の開けた風景はクレイトン道路とヘイ道路の間の三角地帯で、コロネルズ・ロウ・パーク やビレッジ・グリーンとしても知られ、ジェイ砦の南西かつリゲット・ホールの北東に位置している。20世紀初頭に造成されたもので、島当初の南西海岸線を形成する東のヘイ道路、南西のクレイトン道路とリゲット・ホールとの間でくさび形をなしている。
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