勢和図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/09 03:12 UTC 版)
「多気町立ふるさと交流館」の記事における「勢和図書館」の解説
「本と出会い、人と語り、心を結ぶ」場を目指して開館。実際に勢和図書館の読み聞かせボランティア団体が、活動していく「勢和図書館から未来を考える会」が発足させ、図書館を核として生き方を考えるイベントを開いている。2011年(平成23年)度子どもの読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けた。館内はゆったりとした設計で、壁面はガラスになっている。 AVと幼児コーナーを置く。「ささゆりお針箱」というボランティア団体が布製絵本を制作し、布製絵本のコーナーは幅広い世代から注目を集めている。開館以来、林千智が司書として各種行事や講演会を開催し、学校図書館の重要性を訴え、充実を図ってきた。これまでに書架の間に布団を敷いて眠る「お泊り会」、地元コーヒー豆専門店から仕入れた豆で淹れたコーヒー、パンの販売などを行う「ほんとカフェ」、丹生のふれあいの森に勢和図書館や少女まんが館 TAKI 1735が出張して貸し出す「Book Picnic」などを開催している。 開館当時の蔵書量は5万冊を想定していたが、2015年(平成27年)現在の蔵書数は84,663冊で、多気図書館よりも多い。2014年(平成26年)度の貸出冊数は95,443冊である。2006年(平成18年)に旧・多気町と合併して新・多気町となって以来、常勤の管理職が廃止された。2015年(平成27年)現在の職員は4人で全員が司書資格を持つ。
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