前払い方式および積み立て方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 14:37 UTC 版)
「磁気カードシステム」の記事における「前払い方式および積み立て方式」の解説
磁気カードシステム開発のきっかけとなった磁気カード式自販機の磁気カードによる前払い方式は、上述の磁気カードの特長に加え、前払いであるが故に、使い過ぎがない、小銭や釣銭が要らない、取扱い易いなどの特長があり、公衆電話の普及と相まって、1982年には日本電信電話公社(現在の日本電信電話、NTT)からテレホンカードが販売された。また1985年には日本国有鉄道(現在のJR各社)からオレンジカードが販売され、その後現在の多くの鉄道事業者の回数券を誕生させた。特にこの鉄道事業者向けのオレンジカードや回数券は、既に稼働していた磁気カード式改札機への採用の為、その導入は容易で磁気カード式改札機の更なる利便性の向上に貢献した。ただし、オレンジカードは2013年3月31日限りでJR各社ともその発売を終了した。また、小売・流通業でも購入金額に応じてポイントを積み立てていくポイントカードが広く利用されているが、これも磁気カードの価値の更新機能の特長を活かした結果である。
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