前房内壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/25 09:20 UTC 版)
かつての寺院には2房の部屋があり、前面の小室と中央に大きな主室を備えていたが、前室の前壁の屋蓋(屋根)および壁面の一部が欠損しており、おそらくはちょうどサジワン寺院(英語版)(チャンディ・サジワン、尼: Candi Sojiwan)のものと同じような形と大きさである仏塔(ストゥーパ)飾りがあったと考えられる。前房の内側壁は、子供たちに囲まれた鬼子母神(ハーリティー)とその反対側には毘沙門天(クベーラ〈パーンチカ、ヤクシャとも〉)の浮彫りが装飾され、天空を飛ぶデヴァター(英語版)(天人像)や、カルパタルの樹(カルパヴリクシャ(英語版)、如意樹)も描かれている。 多羅菩薩像(外壁面) 空を飛翔する天人像 毘沙門天の浮彫り
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