利用動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 23:56 UTC 版)
ライターの大木亜希子による利用者への取材(『MILK』の執筆取材)によれば、レズビアン風俗のサービス内容は性的行為に限定されず、性欲というよりは「癒し」を求めて訪れる利用客も多い。また性欲の側面についても、男性には理解できない、快楽による性的な満足感を得られるのだという。橘によれば、いつか好きな人ができて結婚するかもしれないから、性的な行為を経験しておきたいとする利用者も存在する。こういった感覚について橘は「性行為がコミュニケーションの一環として捉えられづらい土壌が日本にあるように思う」と指摘する。また、男性から暴力を振るわれたなどのトラウマを持っていたり、男性身体に恐怖を感じていたりする利用者も存在し、キャストが女性であることよりも男性でないことが大事だと考える利用者層も存在するという。 AbemaTV『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』で銀座「しらゆりの会」の椎菜は、セクシャリティへの悩みから自分の性事情をはっきりさせたくて利用する客は多いと説明。既婚(現行法上において。すなわち、夫がいる)の利用者からは、生理前の症状で夫が無理解な部分に共感して欲しい、夫では満たされない部分を満たして欲しい、といった需要があると説明している。当番組でMCを務めるSHELLYが「(相手が)女性だと浮気じゃないという感覚がありそうですね」と感想をもらすと、椎菜は男性と浮気するのは恐怖心があっても、女性相手なら男性と浮気するよりもリスクが少ないと、利用者の心情を説明している。
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