切返し

デジタル大辞泉

きり‐かえし〔‐かへし〕【切（り）返し】

読み方：きりかえし

１ 切りかかってきた相手に逆に切りつけること。また、相手の攻撃にすばやく反撃すること。

２ 批判に反論したり、自分に向けられた質問などにうまく答えたりすること。

３ 剣道で、正面打ちと左右の横面打ちとを連続して行う練習法。

４ 相撲のきまり手の一。相手の膝(ひざ)の外側に自分の膝の内側をあてて横後ろにひねり倒すもの。

５ 田の土を掘り返し、細かくなるように耕すこと。田解(たほど)き。

６ 樹木の枝を、すべて途中から切り落として短くする剪定(せんてい)法。

７ 映画で、カットバックのこと。

８ 自動車の運転で、一方に回したハンドルをすばやく反対方向に回すこと。

９ 相場で、下落を続けていた価格が急上昇すること。

日本語活用形辞書

切返し

読み方：きりかえし

サ行五段活用の動詞「切返す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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日本酒用語集

切返し（きりかえし）

製麹中（せいきくちゅう）、床もみ後10～20時間たつと、麹菌が生育をはじめて温度が上がり、堆積米の内外で温度と水分が不均一になるために、堆積をもみほぐし混合して均一にするとともに、酸素を補う作業をいう。最近、切返しを省略して製麹する方法も行われている。

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切返し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/26 06:21 UTC 版)

「剪定」の記事における「切返し」の解説

伸びた枝の途中で切ること。樹勢強化や予備枝を設けるのに使用する。