出荷統計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:22 UTC 版)
2019年1~12月期のデジカメ世界出荷台数に関して、カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表によると(前年同期比21.7%減の)1521万台だったとされた。(アジア向けが26.3%減と落ち込んだが、これはスマートフォンの撮影性能が向上したのと競合したことで、入門機を中心に台数が落ち込んだとみられる。)種類別の内訳では、コンパクト型が(22%減の)675万台、一眼レフが(32%減の)450万台だった。2019年時点でミラーレスカメラの出荷台数が395万台でデジタルカメラ全体の26%を占め、存在感が高まってきていた。 2020年は、カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表によると、(スマホの影響に加えて)コロナ禍によるイベント中止や外出自粛がデジタルカメラの出荷台数にも大きく影響してしまい、世界出荷台数が(19年比42%減の)888万台だった。機種別では(どの機種も減少してはいたが)ミラーレスが293万台(26%減)、一眼レフは237万台(前年比47%減)で、つまり年間ベースでミラーレスが一眼レスを(初めて)抜いた。 つまり写真に熱心な人々やプロを対象とした市場ではミラーレス一眼カメラが一番の売れ筋になってきている。
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