出荷方法による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 04:06 UTC 版)
林業用の苗木は、出荷方法によって以下の分類に区分できる。 裸苗 山林に植栽するため、根に付いた土をふるい落として根がむき出しとなっている苗木。 植物の休眠期である秋の終わりから春先に植栽する場合に使われる。 ポット苗 ビニルポットなどの簡易容器に土壌を入れ、その土壌の中で育てた苗木。 季節を問わずに育てることが出来るが、土ごと運ぶために重量が嵩むことや、根がポットの中でとぐろを巻くなどの課題があった。 コンテナ苗 林業の世界で「コンテナ苗」と呼ばれるのは、マルチキャビティコンテナと呼ばれるコンテナで、穴が連結したトレーで苗木を生産する生産方式。 2010年頃から本格的な導入が図られ、国有林を中心に普及してきているが、生産コストや植栽後の成長などで不明な点も多い。
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