出入国管理・不法入国警備業務
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「地方出入国在留管理局」の記事における「出入国管理・不法入国警備業務」の解説
「出入国管理」も参照 密入国対策強化のため、2007年(平成19年)から日本でも空港や港湾での旅客入国審査に指紋照合による生体認証が導入され、効果を挙げている。 これに伴い、密入国のルートが、人気が少なく目立ちにくい海岸や、審査体制の緩い地方の港湾の貨物埠頭などに移行することが懸念された。対策として、海岸や港湾での不法入国取締強化のための専任組織を設けることとなり、2009年(平成21年)10月1日付で東京入国管理局新潟出張所に北日本機動班が、福岡入国管理局本局に西日本機動班がそれぞれ設置された。これら機動班では、専任の入国警備官により重点警戒区域の海岸の移動監視や入港船舶への臨船検査などを行い、密入国者の摘発に努めている。この取り組みは一定の効果が発揮されたことから、その後他の地域でも機動班の設置が行われることとなり、2012年4月1日付で東京入国管理局千葉出張所に東京湾岸千葉機動班、東京入国管理局横浜支局に東京湾岸横浜機動班が、同年10月1日付で大阪入国管理局神戸支局に神戸機動班がそれぞれ設置された。
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