再び7月開催に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:09 UTC 版)
2011年2月、日本野球連盟により2012年度の大会から再び7月の開催に戻す方針が決まった。主催者・毎日新聞の記事 によると、これは社会人硬式野球の大会日程が2003年以後1か月以上も延長されたことで、「選手が社業に関わる時間が減ることで職場とのかい離が進む恐れがある」事や、国際大会(アジア野球選手権大会、アジア競技大会、IBAFワールドカップ、IBAFインターコンチネンタルカップ 他)と日本選手権の日程が重複するケースも多いため、大会日程を見直すべきだという意見があったため。 このため社会人硬式野球の日程を10月末までに終わらせられるように見直すという観点から、2大大会や日本選手権に付随するJABA大会の日程見直しを目指すことにし、都市対抗の開催を2002年以来続けた8月下旬-9月初めの開催を見直して、ほぼ過去と同じ7月中-下旬の開催に戻す方向で調整することになり、第83回大会(2012年)は7月13日の開幕が発表された。 後述の通り、2011年の第82回大会は東日本大震災の影響により10月開催となったが、2012年の第83回大会は当初の予定通り7月に行われ、翌年以降も同時期の開催となっている。 なお、2020年の第91回大会は東京オリンピックが平年の都市対抗の開催時期で行われるという前提から、警備や交通規制などの問題も踏まえ、開催期間を11月22日~12月3日に変更。これと入れ替わりで、日本選手権は7月に行うこととされたが、新型コロナウイルス感染拡大の問題で、日本選手権は中止となった。2021年の第92回大会も当年に延期となった東京オリンピックが開催されるのに伴い、開催期間を11月28日~12月9日に開催時期を変更して行われ、前年よりも1週間程度遅い会期であったため、大会史上最も遅い開幕・閉会となった。なおこの年も日本選手権大会は6~7月に前倒しされているが、前年とは異なり予定通り施行された。
※この「再び7月開催に」の解説は、「都市対抗野球大会」の解説の一部です。
「再び7月開催に」を含む「都市対抗野球大会」の記事については、「都市対抗野球大会」の概要を参照ください。
- 再び7月開催にのページへのリンク