内医院・恵民署の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:42 UTC 版)
カン・ドジュン(トジュン) - チョン・ノミン クアンヒョンの実父。 両班の息子だが、貧しい人を救うために医師になった。 医学生の時代にイ・ミョンファンとチャン・インジュと知り合い、友情を結ぶも、昭顕世子の死にまつわる陰謀に巻き込まれたミョンファンによって無実の罪を着せられ、打ち首となった。 コ・ジュマン(チュマン) - イ・スンジェ 三医司の首医。カン・ドジュンが生きていたころは恵民署の署長。 次の世代を担う若い医師や医学生、クアンヒョンやチニョン達を温かく見守っており、常に貧しき者も病の治療を受けられるようにと願っていた。 若き頃のカン・ドジュン、イ・ミョンファン、チャン・インジュの恩師であり、ドジュンの謀殺に関しては常より心を痛めて悔いていた。同時にミョンファンの行く末も案じており、なんとか彼を正しい道に戻せないものかと働きかけていたが、権力欲に取り憑かれてしまったミョンファンには、その心は通じなかった。 頭部に出来た附骨疽(ふこつそ、化膿性骨髄炎に相当)に倒れ、その外科手術をクァンヒョンが執刀する。しかし、術後の処置が不十分で破傷風を発症し、命を落とす。破傷風の兆候が見られた際に王(顕宗)に謁見し、「決してこのことで誰も罰しないで欲しい」と嘆願していた。コ・ジュマンの死によって、クァンヒョンは朝鮮から清国へ逃れることになる。 ユン・テジュ - チャン・ヒウン 医生、後に恵民署の医官。コ・ジュマンの前に首医であった父を持つユン家の後継ぎでクァンヒョンの友人。王様の治療に貢献した功績により判官(パンガン)に出世した。 パク・テマン - ユン・ボンギル 医生、後に恵民署の医官。人気雑炊屋「武橋湯飯(ムギョタンバン)」の女将チュ・イノクの子でクァンヒョンの友人。気さくな態度は母譲りで、少し小心者な所もあるが努力家でもある。クァンヒョンに対しても医生の頃から親しげに接してくれた。 ソ・ガヨン(カヨン) - オム・ヒョンギョン サアムの弟子で、後に恵民署の医女。男のような身なりと話し方をする。腕力も男勝り。清国に滞在していた際に街で出会ったソンハの紳士的な態度や、整った顔立ちに『彫刻』と呼んで一目ぼれしていた。クァンヒョンの姉弟子だが、クァンヒョンがサアムの教えを早々と修めてしまったために「ペク兄」と呼んでいる。 シン・ビョンハ - シン・グク 恵民署の医官、後に恵民署の署長。世子の治療に失敗したミョンファンが邪魔しようとした際には言い返すなど、長いものには巻かれない人物。コ・ジュマンの部下で、外科治療にも関心を寄せていた。
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