やさし・い【優しい】
読み方:やさしい
[形][文]やさ・し[シク]《動詞「痩(や)す」の形容詞化で、5が原義》
1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。「—・い顔かたち」「声が—・い」
2 他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。「—・く慰める」「—・い言葉をかける」
3 性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。「気だての—・い子」
4 悪い影響を与えない。刺激が少ない。「地球に—・い自動車」「肌に—・い化粧水」
5 身がやせ細るような思いである。ひけめを感じる。恥ずかしい。
「なにをして身のいたづらに老いぬらむ年のおもはむ事ぞ—・しき」〈古今・雑体〉
「繁樹は百八十に及びてこそさぶらふらめど、—・しく申すなり」〈大鏡・序〉
7 殊勝である。けなげである。りっぱである。
優しい
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 12:50 UTC 版)
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「優しい」の例文・使い方・用例・文例
- 優しい口調で話す
- その警官は優しいことばを掛けて迷子の女の子を慰めた
- 優しいまなざし
- 彼はとても優しい人です
- 優しい心
- だれに対しても優しい
- 心の優しい
- その化粧水は私の肌にとても優しい
- 優しい微笑
- 彼は優しい気持ちになった
- 彼女の優しいことばが彼の怒りを和らげた
- 君がどう言おうが,彼女は優しい心の持ち主だと僕は思うよ
- 彼の優しい面はことばに現れている
- 今日の午後優しい春の雨が降った
- その子どもは優しい目をしている
- 彼は私たちに優しい視線を向けた
- 彼女は心が優しい
- 彼らの優しい言葉に彼女は元気づけられた
- 手紙に優しいことばをちりばめる
- 彼は優しい父親の役を演じた
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