作品の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 06:14 UTC 版)
「天使のお仕事 (テレビドラマ)」の記事における「作品の状況」の解説
前述のとおり、本作には同じくフジテレビで同じく観月が主演した『ナースのお仕事』シリーズのパート1、パート2にレギュラー出演した俳優が多数レギュラー出演し、同作と似たような作風になったが、視聴率は第2話以降急落し、第8話では視聴率が第1話の16.8%の3分の1にも満たない5.9%を記録してしまった。 本作品ではまりあ(役名)のドジっぷりは朝倉いずみと同じであるが、相方(ルームメイト)は理絵であり、朝倉いずみと尾崎翔子のような漫才的な掛け合いはなく、淡々と分かち合っていく様が描かれた。まりあの視点からシスターの日常と自立を軸に描いており、いずれにせよ宗教色が残ったことから、作品の人気が小学生にもコミカルで世界観がなじみやすい『ナースのお仕事』シリーズと比べて振るわなかった。修道院をめぐる財政問題や犯罪被害者として苦悩する日下部の姿といった現実的な社会面がシリアスに散りばめられていた。 まりあという役名は『ナースのお仕事3』で誕生した尾崎翔子・沢田俊介夫妻の長女に名付けられている。 日下部が警官から拳銃を奪い取り、妻殺しの犯人・小暮に向けて銃口を向け、まりあが身を挺して説得するも暴発してしまう場面があるが、「ナースのお仕事 ザ・ムービー」でも類似するシーンがある。 現在までビデオソフト化どころか、再放送もされていない(同時期に放送された「救命病棟24時(第一期)」・「こいまち」も全話再放送・ビデオソフト化がなされていない。)。 オリジナルサウンドトラックCD(ブックレットに本編スチルとあらすじ等の記載あり)とノベライズ本は発売されており、ドラマの内容を垣間見ることは出来る。
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