作品のビデオソフト化・再放送・ネット配信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:34 UTC 版)
「日本テレビ動画」の記事における「作品のビデオソフト化・再放送・ネット配信」の解説
後述する『ドラえもん』など一部を除く日本放送映画→東京テレビ動画→日本テレビ動画の作品に関しては、多くがビデオソフト化・再放送・ネット配信が行われており、現在でも同社から作品の著作権を引き継いで管理している者が存在するとみられる。 『男どアホウ!甲子園』は1987年にバップから全2巻のVHSソフトが発売されている。その後『赤き血のイレブン』が1994年にバップから全話収録のVHSソフト全9巻が発売(2002年にラインコミュニケーションズから全12巻でVHS・DVD化)、2012年にはAT-Xで再放送が行われた。またAT-Xでは『男一匹ガキ大将』も2011年に再放送が行われ、2018年にはベストフィールドから初ソフト化となるDVD-BOXが発売された。また未ソフト化作品に関しても『モンシェリCoCo』が1990年代にキッズステーションで再放送されたことがある。 谷岡ヤスジ原作の劇場用作品『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』はIMAGICAでネガフィルムが発見され、原作者の著作権継承者の意向でニュープリントが作成された。その後はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2005や東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)の上映企画「発掘された映画たち2018」などで再上映され、2019年には幻の映画復刻レーベルDIGから初ソフト化されている。 1989年に株式会社ハミングバードから発売されたアニメ主題歌集ソフト『マニア愛蔵版 懐かし〜いTVアニメテーマコレクション』(LD・VHS)には、他社作品と共に『戦え!オスパー』『とびだせ!バッチリ』『冒険少年シャダー』『夕やけ番長』『男一匹ガキ大将』『赤き血のイレブン』『男どアホウ!甲子園』『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』『モンシェリCoCo』のオープニング映像が収録されている。 『ドラえもん』については、本放送終了後も複数の局でたびたび再放送が行われていたが、1979年にテレビ朝日系でシンエイ動画版の『ドラえもん』の放送が開始されると、原作者や原作漫画の出版元の小学館および製作局のテレビ朝日の意向で、日本テレビ動画版の『ドラえもん』の再放送は行われなくなった。元スタッフの真佐美ジュンによると、フィルムは日本テレビで7年間保管されていたというが、その後、行方不明となった。2000年代になって、真佐美がラッシュフィルムなど8話分を所持していたことが判明したほか、1995年にIMAGICAで最終回を含む後半16話分のネガフィルムが発見されていたことが安藤健二の調査・取材で明らかになったが、ネガフィルムの権利所有者は不明のままだという。
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