作品における特技の位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 04:50 UTC 版)
「ドラゴンクエストシリーズの特技一覧」の記事における「作品における特技の位置づけ」の解説
ドラゴンクエストシリーズにおける特技(とくぎ)とは、通常攻撃以外の特別な技のうち、呪文に該当しないものを言う。例えば、物理的な体術、炎や吹雪を吐くなどといったブレス攻撃、相手のMP(マジックパワー)を吸い取る踊り、仲間を呼ぶ行為などが挙げられる。 『ドラゴンクエストIV』までの作品においては、これらの技は「特殊攻撃」と呼ばれ、敵キャラクターのみが使うものであった(呪文「ドラゴラム」や『IV』に登場する仲間キャラクター「ドラン」の技など例外もあり)。しかし、『ドラゴンクエストV』では、倒したモンスター(魔物)を仲間にするシステムが導入されたことにより、味方のキャラクターも特殊攻撃を使うことができるようになり、これを指して「特技」と名づけられた(Vの仲間モンスターは呪文のみ、もしくは混在の場合でも特技となっている)。さらに『ドラゴンクエストVI』以降は特技の数が格段に増え、人間のキャラクターもブレス、踊りなどさまざまな特技を操ることができるようになった。 『V』で仲間モンスターが使う特技は、すべてMPを消費しないものであったが、『VI』からは、「ジゴスパーク」「ギガスラッシュ」など、一部MPを消費する特技も登場するようになり、さらに『VIII』では、多くの特技がMPを要するものとなった。リメイク版ではオリジナルを踏襲していたが、3DS版『VII』ではMPを消費する技が増えている。 『VII』までは装備と特技に相関関係はなかったが、『VIII』以降のナンバリング作品ではスキルマスターシステムにより、各特技に対応した武器を装備していないと(格闘スキルの特技は素手でないと)使用できない特技が多数存在する。また、『X』の上級特技は使用可能になるまで時間を要するようになり(チャージタイム)、連発が出来ない(呪文も同様)。 3DS版『VII』では人間の上級職で覚えた特技はその職業でないと使用できない仕様に変更されている(呪文も同様)。
※この「作品における特技の位置づけ」の解説は、「ドラゴンクエストシリーズの特技一覧」の解説の一部です。
「作品における特技の位置づけ」を含む「ドラゴンクエストシリーズの特技一覧」の記事については、「ドラゴンクエストシリーズの特技一覧」の概要を参照ください。
- 作品における特技の位置づけのページへのリンク