住宅の浴室とは? わかりやすく解説

住宅の浴室

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 00:46 UTC 版)

風呂」の記事における「住宅の浴室」の解説

住宅用浴槽は、洋式和式和洋折衷式の3種類に分類される洋式長さ1400 mm - 1600 mm長く深さ400 mm - 450 mmで浅い。和式長さ800 mm - 1200 mm短く深さ450 mm - 650 mmと深い。これは入浴方法違いよるもので、体を伸ばして洗う洋式と、肩まで湯につかる和式違い表れである。単純に浴槽大きくすれば両用耐えるが、必要な湯量増えるため、中間的な大きさである和洋折衷式がよく使われる浴槽が深い場合、入る際に足を高く上げなければならず危険である。浴槽設置方法には埋め込み式、半埋め込み式、据え置き式がある。浴槽設置方法もまたぐ高さを抑える埋め込み式が最も安全である。 住宅の浴室は、床下からの害虫侵入湿気によるカビ繁殖を防ぐため、通常床下空間設けられるが、タイル貼るような浴室浴槽埋め込み耐水性のある床仕上げを行うため、直接地面接して作られる。冬でも高温多湿の状態が維持される浴室回りは、カビ害虫例えシロアリ)の温床になりやすい。これらの害を食い止めるためには、日頃から点検を行うことや点検可能な作りにしておくことが重要である。ユニットバス場合通常地面から離れた状態で設置されるため、直接地面接していないが、やはり高温多湿の状態が起こるため、同様の注意必須である。入浴後は換気扇回しておくのが望ましい。 都市部では狭小地を有効利用するため、上階浴室設置することがある木造住宅場合木材伸縮によって防水層破断することが十分考えられ漏水には十分注意が必要である。 浴室関係では、へちま、バスチェア、湯桶(ゆおけ)、足ふきマットお風呂ブーツ石けん類、シャンプー類、それらを置く台など、数多く品目使用される浴室洗濯物を干す場所としても使われる浴室乾燥機設置運転することで浴室内の空気乾燥させ、悪天候花粉付着といった心配をすることなく洗濯物を乾かすことができる。熱源電気もしくはガス用いられ性能イニシャルコスト初期費用)・ランニングコストといった面で一長一短である。

※この「住宅の浴室」の解説は、「風呂」の解説の一部です。
「住宅の浴室」を含む「風呂」の記事については、「風呂」の概要を参照ください。

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