伊良部総合病院
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「空中ブランコ (小説)」の記事における「伊良部総合病院」の解説
伊良部 一郎(いらぶ いちろう) 原作と社会的地位は同様だが、エキセントリックな3つの姿を持つ演出がされている。「グフフフフ」と変わった笑い声をする。患者(自分の担当かどうかは問わない)が注射をされるのを見るのを好んでいる。これらの設定により、原作以上に掴み所のないキャラクターとなっている。大 声 - 三ツ矢雄二 ぬいぐるみの熊の顔をした肥満体の姿。見た目は原作に近い中年体形で大柄だが、性格は一番子供っぽくて能天気。患者を迎える際は概ね、この姿であり、甲高い声で「いらっしゃーい」と迎える。ぬいぐるみの頭だが表情が変わることもある。作中の新聞に写真が掲載されたときには、着ぐるみ姿との描写された。 中 声 - 三ツ矢雄二 熊の耳のカチューシャを付け眼鏡をかけた細身な青年の姿。冷静な口調で、かつ不敵な笑みを浮かべている。運動力を発揮する際にこの姿になることもある。 小 声 - 朴璐美 ブカブカの白衣に半ズボンという少年の姿をしている。演じていた朴は、「伊良部の少年時代の役」というように聞かされていたという。冷めた目付きで患者を眺め、患者の行動を楽しむような言動を見せる。伊良部(大)によく似たぬいぐるみを引きずっている。 マユミ 演・声 - 杉本有美 実写パートでは全身が描かれる。濃い目のピンクのナース服を着てハイヒールを履き、パンキッシュなアクセサリーで装っている。彼女にビタミン注射をされた相手の頭がシンボル化する。
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