伊良湖岬恋路ヶ浜の潮騒
●よく聞ける時期 ●寄りみち 温室育成で、夜間でも電灯がついて促成栽培されており、電照菊といわれている。伊良湖岬には白亞の灯台が、潮流の激しい伊良湖水道を見守っている。 |
渥美半島の先端、伊良湖岬は、三河湾国定公園内にある。「恋路ヶ浜」のほかにも、「日出の石門」「伊良湖灯台」など、景勝地が多い。「恋路ヶ浜」という名前は、許されぬ恋の道行きに力尽きた男女がこの浜で貝になったという伝説からきている。島崎藤村の『椰子の実』の詩(名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ...)の舞台で、沖合には三島由起夫の小説『潮騒』で描かれた神島が浮かぶ。 このように、歴史とロマンあふれる詩情豊かな恋路ヶ浜で聞く潮騒は、ときには荒々しく雄大に、ときにはやさしく叙情的に打ち寄せ、常春の岬のBGMとして、訪れる人々の心に響きわたっている。 |
電車・バス=JR豊橋駅から豊鉄バスで約1時間30分、恋路ヶ浜下車。 |
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