伊予スカーレット【イヨスカーレット】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8655号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | きんぎょそう | |
登録品種の名称及びその読み | 伊予スカーレット よみ:イヨスカーレット | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 2月 12日 | |
品種登録者の名称 | 日泉化学株式会社、日本ケミテック株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛媛県新居浜市西原町2丁目4番地34号、愛媛県新居浜市新田町3丁目7番地17号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 渡邉正支、木村龍之、瀬口修二、12 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者の育成系統を母系及び父系とする交雑品種であり、花は上唇弁上部及び中央部が明紫赤色、下唇弁先端部及び中央部が鮮紫ピンク色となる切花向きの品種である。草型はⅡ型、草丈はかなり低である。茎の太さはやや細、茎部の剛直性は中、茎の毛の多少及び分枝性は少、節間長は長である。葉形はⅡ型、葉長は極長、葉幅はかなり広、葉の緑色の程度は中、アントシアニン及び斑入りの有無は無、着生角度は水平である。花穂の形は中、花穂長はやや短、花間長は中、花形は普通型、花の縦径は中、横径及び花冠筒部の長さはやや長、幅はやや広である。上唇弁上部及び中央部の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、下唇弁先端部の色は鮮紫ピンク(同9705)、中央部の色は鮮紫ピンク(同9704)、底部の色は明黄(同2506)及び紫ピンク(同9703)、花冠筒部の色は明紫赤(同9706)である。上唇弁及び下唇弁の形は中、花弁数は一重、雌ずいの形はつり針状、花柄の長さはやや短、太さは中、1花穂当りの花らい数はかなり少、開花の早晩は中である。「桃の輝」と比較して、節間長が長いこと、上唇弁の色が明紫赤であること等で、「フィガロ」と比較して、上唇弁の色が明紫赤であること、花柄が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、 出願者の育成系統を母系及び父系とする交雑品種であり、平成5年に日泉化学株式会社の農場(愛媛県大洲市)において交配組合せ検定試験を実施し、特性の調査を行い、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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