企画と仮題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:29 UTC 版)
前番組『機動戦士ガンダムΖΖ』までの5作品の総監督を務めた富野由悠季に代わり、本作品では『銀河漂流バイファム』などを手がけた神田武幸が同役職を務めた。 サンライズの井上幸一はインタビューに際し、『ΖΖ』以降ブームが一段落したガンダムをリニューアルするコンセプトで企画が起こり、ここに神田発案の「バイファムの主要キャラ少年少女13人より、ちょっと上の年齢の新兵の話をやりたい」という要素が追加され、本作品の方向性が決まった。『ΖΖ』に引き続き、企画・スポンサー・商品化はバンダイが担当しており、本作品では技術革新による多色同時射出成形とポリキャップを盛り込んだプラモデルの販売を企図し、登場ロボットもその意向を盛り込んだデザインになっている。 作品タイトル(=主役メカ名称)が決定する以前、速報的に毎号情報を掲載していたバンダイの『模型情報』では当初『キャバリアー戦記グランダスト』の仮題で発表されたが、翌月には『亜空戦記グランダルス』と紹介され、その翌月にはまた別の仮題を掲載という状態が続き、他誌でも『亜空戦記スティルバー』と紹介されるなどしていた。これはタイトル決定が二転三転していたわけではなく、意図的に情報を撹乱する手法が採られていたことによるものである。
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