仙石楼
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今川 雅澄(いまがわ まさすみ) 宿泊客。骨董商「待古庵」を営む駆け出しの骨董屋。戦時中は榎木津の部下だった。了稔に呼ばれ、取引のために仙石楼に逗留する。 飯窪 季世恵(いいくぼ きよえ) 宿泊客。26歳。稀憚社社員。帝大の脳波測定実験の取材を引き受け、敦子・鳥口と共に仙石楼に逗留する。生まれは箱根小涌谷の上流、蛇骨川沿いの小さな集落で、戦前まではそこで育った。松宮兄妹とは旧知の仲だった。 久遠寺 嘉親(くおんじ よしちか) 元医者。『姑獲鳥の夏』での事件で妻と娘2人を失って以降、医者を辞めて「仙石楼」で居候をしている。第1の事件の目撃者となり、事件解決のために榎木津を箱根に呼んでしまう。 トキ 仙石楼の仲居。34歳。15歳の時から仙石楼で働き、勤続19年。 稲葉 治平(いなば じへい) 代々の「仙石楼」の主人が襲名する名前。初代は仙石原出身の江戸時代の商人。口減らしのために売られた小田原の商家で頭角を現し、流れて落ち着いた日本橋の外れで料亭を構えて大金を得た後、故郷の経済的自立を画策して「仙石楼」を造り、収益金を仙石原村の財政援助に当てた。 昭和28時点の主人は5代目治平だが、胃潰瘍を拗らせ体調を崩して入院しており、未登場。
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仙石楼(せんごくろう)
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明慧寺から少し下った場所にある旅荘。久遠寺老人の居候の場になっている。
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