他の作品とのクロスオーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 23:48 UTC 版)
「サンドマン (ヴァーティゴ)」の記事における「他の作品とのクロスオーバー」の解説
ゲイマンは1995年にマット・ワグナーと共著で単巻作品『サンドマン・ミッドナイトシアター(英語版)』を書いた。同作は初代サンドマン(ウェスリー・ドッズ)を主人公とするシリーズ『サンドマン・ミステリーシアター(英語版)』のスピンオフで、ドリームとドッズの短い邂逅が描かれている。2001年、ドリームは『グリーンアロー』(第3シリーズ第9号)の回想シーンに登場した。これは本作で語られた70年の幽閉の間に起きた出来事である。本作完結後のドリーム(ダニエル)はグラント・モリソン原作期の『JLA』(1998年、第22–23号)に登場したほか、『JSA』(2005年、第80号)において両親リタ・ホールとヘクターを保護する姿が描かれている。 人気キャラクターのデスは他誌へのカメオ出演も多かったが、1990年の『キャプテン・アトム』誌(第42–43号)では本シリーズの設定と矛盾する役割を与えられた。これを受けて、DC社がエンドレスのキャラクターを使うときにはゲイマンの許可が必要だという取り決めがなされた。2010年に『アクション・コミックス』(第894号)でスーパーマンの宿敵レックス・ルーサーが死んだときには、ゲイマンの執筆協力の下でデスが登場した。 2017年に始まったDC社の大型クロスオーバー『バットマン・メタル(英語版)』では、2011年の世界再編イベント『New 52(英語版)』以来DC世界と交わってこなかったドリーム(ダニエル)が、スーパーヒーローたちに宇宙創成の物語を明かすという大きな役割を持って登場した。メインライターのスコット・スナイダーは、思い入れのあるドリームの使用許可をニール・ゲイマンから与えられたことを「掛け値なしに人生で最高の出来事の一つ」と述べた。
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