今坂一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 15:28 UTC 版)
今坂 勝臣(かつおみ) 6代目総兵衛勝頼の曾孫。交趾での名はグェン・ヴァン・キ。身長6尺2寸(約188センチ)余。交趾を訪れた勝頼と、当地に住む今坂理右衛門の孫娘ソヒとの間に生まれた子・理総(としふさ)の孫にあたる。今坂一族の嫡男は日本語の習得を義務付けられていたため、日本語は堪能。 9代目総兵衛勝典の死から6日後(影七日)に、双鳶の紋をつけた夏羽織を身に着けて大黒屋に現れる。安南の政変で父母を毒殺され、イマサカ号に一族全てを乗船させて日本まで航海して来た。後継者不在により危機に陥った鳶沢一族の新当主として迎え入れられ、当人も熟慮の末それを受け、大黒屋10代目となる。 グェン・ヴァン・チ / 千恵蔵 勝臣の従兄弟。イマサカ号の航海方と副船長を兼務する。「千恵蔵」は和名。 勝幸(かつゆき) 勝臣の弟。 おふく 勝臣の妹 お由 勝臣の大叔母。 今坂 恭子(いまさか きょうこ) 勝臣の母。当初は勝臣の父・長右衛門(ちょうえもん)とともに死亡したと思われていたが、難を逃れ、越南の一隅に潜んでいた。 梅 香林(ばい こうりん) / 林 梅香(はやし ばいこう) 今坂一族とともに日本へ渡って来た卜師。1尺(約30センチ)ほどの白いあごひげを伸ばした小柄な老人。柳沢吉保が鳶沢一族にかけた呪いに気づく。林梅香の名は、日本に定住する決意をした際に改名したもの。 グェン・ヴァン・フォン / 具円 伴之助(ぐえん ばんのすけ) イマサカ号船長。和名・「具円 伴之助」。 海風の帆助(はんすけ) イマサカ号の水夫頭。「帆助」は和名。 魚吉(うおきち) / ウォッキ ツロン河港で働いていた石工の親方。ウォッキは交趾での名前。 風吉(かぜきち) 今坂一族の者で、火薬方を務める。異国の火薬の扱いに長けた人物。
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今坂一族
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交趾(ベトナム)のツロンで安南政庁の重職に就く名家。先祖は日本の西国の大名に仕えていたが、当地に流れ着いてそこに根を張って生きてきた。政変により国を追われ、残った一族全てをイマサカ号に乗せて日本にまで渡航してきた。
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