人文社会学科
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蘭学塾として出発した当初から語学校としての性格を持っており、英学塾にも持ち越され、ドイツ語・フランス語の専門学を始めた。1876年(明治9年)刊行の『日本開化史』(平山果・宮内貫一編)には当時の高い世評漢詩が載っている。旧制大学時代に設置されていた文学科を新制大学時に改組して設置した学部。理財・法律と並んで慶應義塾で最も古い伝統を持つ。1910年(明治43年)に哲学、史学、文学の3専攻を興す。特徴として、入学時は全員が人文社会学科に所属し、2年進級時に17専攻を選択できるという点が挙げられる。また、三田文学会の機関誌として『三田文学』を発行し、三田文学新人賞を主催している。1921年(大正10年)創刊の『史学』をはじめ、『哲学』が1926年(大正15年)、『藝文研究』が1951年(昭和26年)、『Library and information science』が1963年(昭和38年)にそれぞれ創刊され、多様な紙媒体を以て教員の研究成果を発表している。
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