京都諏訪氏とは? わかりやすく解説

京都諏訪氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 01:13 UTC 版)

諏訪氏」の記事における「京都諏訪氏」の解説

室町時代には庶流小坂家出身の諏訪円忠小坂円忠、諏訪敦忠の曾孫とされる)が建武政権雑訴決断所成員務め後醍醐天皇から離反した尊氏従い室町幕府評定衆引付衆天龍寺造営奉行などを務め在京して将軍直属奉公衆としても活躍し幕府滅亡までその職を世襲した。円忠の嘆願受け入れられ信濃諏訪氏幕府より存続許された。また『諏方大明神画詞』は円忠による著作物である。諏訪術はこの家に伝えられた。 文正元年1466年諏訪貞郷は幕府祐筆辞して信濃使節となり、京と信濃往復している。諏訪貞通は幕府奉行人務め文明8年1476年諏訪大社大般若経転読法会再興に関する後土御門天皇綸旨得て長享元年1487年将軍足利義政日野富子幕府要人から諏訪法楽和歌短冊集め京都諏訪神社奉納した。また京都諏訪氏は足利義昭帰京将軍擁立にも奔走している。幕府滅亡後諏訪盛直は明智光秀仕えたが、天正10年1582年)の山崎の戦い敗北した

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