亡霊怪獣 シーボーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:42 UTC 版)
「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「亡霊怪獣 シーボーズ」の解説
第35話「怪獣墓場」に登場。 宇宙にあるウルトラゾーンの中の、かつてウルトラマンに倒された怪獣の霊が漂う「怪獣墓場」と呼ばれる特殊空間から、月ロケットにしがみついて地球に落ちてきた怪獣。二足歩行型恐竜が白骨化したかのような姿をしている。 科学特捜隊が怪獣墓場で遭遇した際には、「地球では見たことがないのでどこか別の惑星で倒されて追放された怪獣」と予想する。高層ビルの屋上から飛んで怪獣墓場に帰ろうとするが、飛行能力が備わっていないために失敗し、怪獣墓場に帰りたいがためにふてくされる。暴れたり科学特捜隊と戦う素振りも見せないことから、怪獣墓場に帰りたがっていることを察知した科特隊により、月ロケットにワイヤーで括り付けてもう一度宇宙に送還する作戦が実行されるが、失敗する。そこに現れたウルトラマンも宇宙へ運ぼうとするが、途中でエネルギーが尽きて墜落する。再度、月ロケットをウルトラマンの姿に改造したウルトラマンロケットで宇宙へ帰す科特隊の作戦が実行され、ウルトラマンの協力もあって無事成功し、怪獣墓場へと帰る。 スーツアクター:鈴木邦夫 名前は脚本での「海坊主の如き怪獣」という記述に由来する。 デザインは成田亨、造型は高山良策が担当した。モチーフは骸骨。ゴモラの芯であった金網にウレタンや布を貼ってモデリングされた。骨はウレタン製で、パール塗料によって仕上げられた。 脚本では大気圏突入時の摩擦熱で息を吹き返したものと設定している。 怪獣墓場にはアントラー、ネロンガ、ギャンゴ、テレスドン、ケムラー、ピグモンの姿が確認でき、科学特捜隊は怪獣たちを「宇宙に追放した」と表現する。テレスドンのみ着ぐるみで、他はミニチュアが用いられた。
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