井上ひろしとは? わかりやすく解説

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井上ひろし

井上ひろしの俳句

あきつ舞ふ 野は一面の無重力
一一〇を打つかも知れぬ除夜の鐘
梅つぼむ皇室典範ゆるぎなし
満月や 猫がピアノを踏み鳴らす
街をゆく臍出しギャルや稲光り
 

井上ひろし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/22 10:00 UTC 版)

井上ひろし
出生名 井上 博
生誕 1939年4月12日
出身地 日本神奈川県横浜市
死没 (1985-09-19) 1985年9月19日(46歳没)
ジャンル ロカビリー
歌謡曲
職業 歌手
俳優
担当楽器
活動期間 1959年 - 1985年
共同作業者 井上ひろしとドリフターズ

井上 ひろし(いのうえ ひろし、1939年昭和14年〉4月12日 - 1985年〈昭和60年〉9月19日)は、神奈川県横浜市出身の歌手俳優横浜商業高校を卒業。 本名は井上 博(読み同じ)。

経歴

1958年ドリフターズでボーカルを中心としたロカビリー歌手を経て、ドリフターズから独立し1959年11月「雨は泣いている」でデビュー。12月発売の「地下鉄は今日も終電車」は地下鉄丸ノ内線を歌ったもので若い女性の間で絶大な人気を得る。

1960年7月、リバイバル曲「雨に咲く花」(原曲は1935年に関種子が歌った)が約100万枚を売り上げ[1]大ヒットした。このヒットによって、リバイバルブームが起こり、井上の「並木の雨」(オリジナルはミス・コロムビア)、佐川満男「無情の夢」(オリジナルは児玉好雄)、「ゴンドラの唄」(オリジナルは松井須磨子)、フランク永井「君恋し」(オリジナルは二村定一)などがヒットした。

水原弘守屋浩とともにロカビリー三人ひろし(これにかまやつひろしを加え四人ひろしとも)と言われた。

1961年には、NHK紅白歌合戦にも出場している。

やがて低迷期をむかえ、1970年代は地方のキャバレードサ回りする不遇の日々を過ごす。

1985年から、料理店経営のため調理の勉強を始めるが、9月19日心筋梗塞のため46歳で死去。生涯独身だった。

作品

井上ひろしとドリフターズ名義

  • 銀のランプ/白い霧のブルース(JP-1027)
  • 雨のレンガ道/誰かが泣いてる(JP-1055)

井上ひろし名義

  • 雨は泣いている/霧の中のさようなら(1959年11月)
  • 知らなかったんだ(1959年、SA-274)- 片面は、北見沢惇「メランコリーな雨」
  • 地下鉄(メトロ)は今日も終電車/お前は俺の恋人(1959年、SA-285)
  • 花売りジョニー(1960年、SA-314)- 片面は中田康子「お酒が泣いたのよ」
  • 煙草が二箱消えちゃった/雨に咲く花(1960年、SA-390)
  • 東京の空の下(1960年、SA-457)- 宝塚ミュージカル・プレイ「東京の空の下」主題歌、片面は明石照子「マリオネット」
  • 君と別れて/小雨の丘(1960年12月、SA-485)
  • さよなら電報(1961年1月、SA-514)- 片面は島倉千代子の「泣きべそ電話」
  • 巷の雨/国内線113便(1961年1月、SA-520)
  • 別れの磯千鳥/思い出の雨(1961年2月、SA-532)
  • 並木の雨/恋ははかなく(1961年、SA-608)
  • 夢が歩いてくる道は(1961年、SA-680)
  • 山のロザリア/ジンタが呼んでいる(1961年9月、SA-713)
  • 東京ワルツ/別れのタンゴ(1961年9月、SA-719)
  • 別れても/花言葉の唄(1961年10月、SA-749)
  • 春も知らずに/若い焚火(1963年、SA-1053)
  • 京子のほくろ/紫の愁い(1963年8月、SAS-118)

映画

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 対戦相手
1961年(昭和36年)/第12回 別れの磯千鳥 神楽坂浮子

脚注

  1. ^ 「『雨に咲く花』3度目のヒット」『朝日新聞』1991年11月15日付夕刊、19頁。

関連項目




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