五味 俊介(ごみ しゅんすけ)消防司令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:05 UTC 版)
「め組の大吾」の記事における「五味 俊介(ごみ しゅんすけ)消防司令」の解説
めだかヶ浜出張所所長。幼い頃の大吾と忍足を救った張本人。好物は甘いもので、特にタイヤキ。競馬が趣味で仕事中競馬新聞を読みながらラジオを聞いている。一見呑気な所長という感じだが先見の明に優れ、過去数々の伝説的な戦歴を持ち、市の消防局では高い人望とカリスマ性を持つ。特に重傷からの復帰戦である『千国市立病院火災』での活躍は著名なようなことである(この現場で、客観的に見て救出は不可能に見えた忍足を救助している)。「ガッツあるぜ」が口癖で、労いと激励を込めて多くの人物に勇気を与えてきた。『GLOBE』(防火服などのメーカー名)と書かれたキャップを常に被っているが、これは15年前(6歳の大吾が五味に救出される前年。この台詞が出た時点では、物語開始から作中で2年が経過している)の重火傷による古傷を隠すためである。老齢による体力の低下で前線から離れた現在では、現場において冷静かつ的確な指揮を執ることが主であるが、自ら筒先を持って消火活動にあたることもある。大吾の未来に多大な期待を寄せており、大吾が問題行動を起こす度に庇ってくれる良き上司。自分を尊敬する大吾に対して、「俺は敗者だ。大火傷を負う前の自分ならもう一歩踏み込んで忍足の母親も救えていた。昔の俺ならもっとやれたんだ」と苦しい心中を吐露している。スマトラ島の山林火災では国際支援に立つハイパーレスキューを基幹とした国際緊急援助隊(国際消防救助隊)の指揮を任される。最終巻では消防局長に就任。
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