九鬼妖介(くき ようすけ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 18:31 UTC 版)
「マーダーライセンス牙」の記事における「九鬼妖介(くき ようすけ)」の解説
九鬼容堂の息子にして、WHO極東支部司令官。世界を冷戦状態に逆戻りさせるべく策を巡らせる。九鬼の後継者として生まれた10人の子供の1人であり、兄弟同士で強要された殺し合いに勝ち残り、母すらも噛み殺した事で「憎悪のみが力の源」という価値観を持って育った。その後、多くの戦場を渡り歩いて数えきれない程の人間を殺し、その憎悪を吸収する事で人間離れした強さを得る。そのような生い立ちから「戦争こそが人類発展の最大要素」という考えに至っており、「平和は人間の進歩のパワーを奪うだけ」と言い放つなど、軍事力と支配によるものとは言え平和と繁栄を謳っていた父とは逆の思想を持つ。木場、三太夫が太刀打ち出来ないほどの戦闘力の持ち主でもあり、捕らえた二人を洗脳してソ連大統領ゾルバチェフ暗殺に利用する。暗殺自体は失敗したものの、それによってソ連にクーデターを発生させる事には成功する。しかしそれも木場達に阻止されると、今度はステルス機で北方領土を攻撃し、直接ソ連と日本を戦争に持ち込ませようと目論んだ。飛行船に乗り込んできた木場達やイワンを圧倒するも、無の境地に達した木場に敗北。その後、捨て身で飛行船の進路を変えたイワンに襲い掛かったが、飛行船に積まれていた核の爆発によって彼と運命を共にする。
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