丹後和紙(たんごわし)
| ||||||||||
丹後和紙の起源は明らかではありませんが、江戸時代より紙漉きの村として栄え、明治から昭和の初期には200戸余りが、障子紙を主とした和紙つくりに従事していました。時代の流れと共に 1戸また1戸と減り、昭和47年よりはただ1戸のみとなりましたが、昭和50年に大江町無形文化財に指定されました。 平成6年には大江町和紙伝承館を設立し、紙漉きの体験、丹後和紙を使用しての作品を常設展示しています。 原料のコウゾも、紙漉き全盛期には大量に生産され、他府県へも出荷され、良質なコウゾとして好評を得ていました。現在も地元産のコウゾだけを使用しての純生漉(きずき)丹後和紙です。 |
丹後和紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:40 UTC 版)
福知山市では和紙の原料となる良質のコウゾがよく取れたことに加え、上記の漆産業も盛んであったことから、主に漆をこすために使用される和紙の名産地とも栄えた。特に明治時代から昭和初期にかけては、書道用・障子用の和紙として、また原材料のコウゾとあわせて他府県に大量に販売された。
※この「丹後和紙」の解説は、「福知山市」の解説の一部です。
「丹後和紙」を含む「福知山市」の記事については、「福知山市」の概要を参照ください。
- 丹後和紙のページへのリンク