中華民国(台湾)における運用
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「S-2 (航空機)」の記事における「中華民国(台湾)における運用」の解説
ウィキメディア・コモンズには、S-2 (航空機)(中華民国(台湾)に関連するメディアがあります。 中華民国空軍でS-2Aを1967年より運用開始。1976年からはS-2E及びS-2Gをアメリカ海軍より中古で導入し、S-2Aを置き換えた。 1986年にS-2EとS-2GのエンジンをGarrett/Honeywell TPE-331-15AWターボプロップエンジンに換装し、各種装備をアップデートしたS-2Tを開発2201号機から2227号機までの27機が改修。1992年から運用を開始している。 1999年7月より海軍に移籍したが、2013年7月より空軍に再移籍、末期は全機が屏東基地439混合聯隊の33中隊及び34中隊で運用された。P-3Cの導入により退役が進み、2017年6月に2214号機が新竹空軍基地まで飛行、同基地で役目を終えたことで残る台湾のS-2Tは1機となった。2017年12月1日に引退式典が行われ、最後の一機となった2220号機が他の439混合聯隊所属機と共に飛行展示を披露。この式典をもって中華民国からS-2Tは全機引退となった。
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