中華民国による接収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 09:20 UTC 版)
「中華民国の歴史」の記事における「中華民国による接収」の解説
台湾島を含む一帯は漢民族が多数居住している地域で、1683年から1895年までは清朝の統治下に、1895年から1945年までは大日本帝国の台湾総督府の統治下にあった。1945年に大日本帝国の連合国への降伏によって第二次世界大戦が終わると、蔣介石率いる南京国民政府はカイロ会談(1943年)における取り決めを根拠として、台湾島一帯を中華民国の領土に編入した。国民政府軍は日本軍の武装解除のために台湾島を含む一帯に上陸し、10月25日に日本軍の降伏式典、台湾の「光復」(日本からの解放)を祝う式典を挙行し、台湾を統治する機関として台湾行政公署を設置した。
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