中華民国の中国銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:47 UTC 版)
「中国銀行 (中華人民共和国)」の記事における「中華民国の中国銀行」の解説
中華民国は中華人民共和国による中國銀行の接収を認めていないため、前述の1949年以降の経緯とは別に、台湾にて、交通銀行・土地銀行・中国農民銀行などとともに「動乱によって一時休止していた営業を再開」している。台湾において「営業を再開」した中國銀行は中華民国の国法の観点からは孫文によって設立された中国銀行と完全に同一のものであり、その法的地位と名称、そして国営の外国為替専門銀行という経営形態を継承している。しかし、経営資源の観点からは大陸時代の中国銀行から継承したものはほとんどまったく存在せず、実態としては単なる新設銀行であった。 台湾において営業を再開した中國銀行は、1971年の民営化の際に中国国際商業銀行(ICBC:International Commercial Bank of China)と改称した。2006年8月21日には交通銀行と合併し、兆豐國際商業銀行(Mega International Commercial Bank)に改称した。 詳細は「兆豊国際商業銀行」を参照
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