与川発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:56 UTC 版)
位置:北緯35度37分23.7秒 東経137度37分2.0秒 / 北緯35.623250度 東経137.617222度 / 35.623250; 137.617222 (与川発電所) 与川に設置の与川発電所は西筑摩郡読書村(現・木曽郡南木曽町読書)に位置する。与川とその支流下山沢から取水し、木曽川合流点近くに発電所を置く。 元は大同電力が工事用動力を得るため1917年(大正6年)10月に完成させた発電所である。工事終了後は発電を中止していたが、信美電力が水利権を譲り受けて1926年(大正15年)1月再開発工事に着手する。そして1927年(昭和2年)1月竣工、19日より運転を再開させた。出力は改修前240キロワット、改修後は1,760キロワットである。フォイト製フランシス水車とブラウン・ボベリ製を各1台発電機を備えた。 送電設備は自社の山口変電所とを結ぶ11キロボルト送電線が1926年12月に竣工した。送電先の山口変電所は大同電力賤母発電所構内にあり、与川発電所の発生電力はここで昇圧の上大同電力へ供給される。
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