下黒田の舞台
名称: | 下黒田の舞台 |
ふりがな: | しもくろだのぶたい |
種別: | 民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの |
員数: | 1件 |
指定年月日: | 1974.11.19(昭和49.11.19) |
所有者: | 諏訪神社 |
所有者住所: | 長野県飯田市上郷黒田2346 |
管理団体名: | 諏訪神社 |
備考: | |
解説文: | 飯田市上郷黒田の諏訪神社境内にあるこの舞台は、天保11年(1840)に再建された総二階建の操り人形専用の舞台である。舟底・本舞台・奥舞台・手摺(三段)・遠見・太夫座・下座など各種の装置を具備しており、出し桁造りの二階は楽屋になっている。小屋組も後方の両隅から斜めに渡した巨大な梁をハネ木として、出し桁にかかる荷重を軽減させる独特の工法となっている。我が国の人形舞台のなかでも典型的なものといえ、極めて重要であることから、舞台及び観客席となる敷地を指定する。 なお、黒田人形とも呼ばれる人形が保存されており、毎年4月第二土・日曜日には人形浄瑠璃(黒田人形芝居)が上演されている。諏訪神社敷地内には、飯田市黒田人形浄瑠璃伝承館も建設され、人形浄瑠璃の保存と継承が図られている。 |
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