下古館遺跡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 下古館遺跡の意味・解説 

下古館遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 08:52 UTC 版)

座標: 北緯36度23分43.4秒 東経139度51分05.4秒 / 北緯36.395389度 東経139.851500度 / 36.395389; 139.851500

下古館遺跡
位置図。

下古館遺跡(しもふるだていせき)は、栃木県下野市にある旧石器時代縄文時代弥生時代古墳時代中世にかけての複合遺跡。特に中世市場とみられる遺構群が検出されたことで知られる[1]

概要

1989年(平成元年)から1990年(平成2年)にかけての、自治医大地区開発に伴う発掘調査により発見された[2]

調査により、「うしみち」と呼ばれ、小山宇都宮を結ぶ奥大道とみられる街道跡に沿って[1]、東西480メートル・南北160メートル・幅4メートルの薬研堀に囲まれ、更に内部も堀によって仕切られた遺構が検出された。

その中からは、堂宇を含む宗教施設、祭祀施設、火葬墓などが検出され、更に掘立柱建物の遺構や各種の陶磁器・木製品・石製品・金属製品などが出土し、中世の都市(市場)と宗教の関係を示す貴重な遺跡と評価された。

脚注

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下古館遺跡」の関連用語

1
竪穴建物 (中世) 百科事典
6% |||||

下古館遺跡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下古館遺跡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの下古館遺跡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS