上目黒一丁目地区再開発
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「中目黒アトラスタワー」の記事における「上目黒一丁目地区再開発」の解説
再開発が行われる以前の上目黒1丁目地区は、中目黒駅前にも係わらず (1) 公共空間(広場など)がなく、歩道が狭い、(2) 土地の有効利用・高度利用が行われていない、(3) 老朽化した木造住宅が密集した地区がある、など多くの問題を抱えていた。 このために初めは1982年(昭和57年)、地区住民らによる「上一町会まちづくり協議会」が発足し、1988年(昭和63年)には中目黒駅周辺地区整備構想が作成された。1990年(平成2年)には「上目黒一・二丁目地区市街地再開発事業基本計画」作成(この時点では、上目黒2丁目地区再開発(後の中目黒ゲートタウン)との一体開発も模索されていたため、共同の計画となっている)。 その後、2000年(平成12年)8月に第一種市街地再開発事業等の都市計画が行われ、2003年(平成15年)2月の上目黒一丁目地区市街地再開発組合の設立認可を経て、2005年(平成17年)頃から既存建物等の解体工事が始まり、2007年(平成19年)1月に施設建築物等工事が着手された。 再開発事業の地区は面積が約1.4ヘクタールで、土地所有者 64名、借地(地上)権者 31名、建物所有者 6名、借家権者 158名、合計259名もの権利者がいた。事業はこれら権利者を中心とする「上目黒一丁目地区市街地再開発組合」を事業主とし、都市再生機構 (UR) と旭化成ホームズが組合員として参加して行われた。
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