上瞼の横ひだ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 18:31 UTC 版)
上まぶたのまつ毛の少し上に、溝があって開けた時に折り畳まれて二重になるまぶたを二重まぶた(ふたえまぶた)といい、溝の狭いまぶたを一重まぶた(ひとえまぶた)という。二重まぶたで、まつ毛と溝の間の幅が狭く溝が隠れてわかりにくいまぶたを、俗に奥二重(おくぶたえ)と呼ぶ。先天的に遺伝である。 一重まぶたは、氷期にモンゴロイドの中で、二重の溝が尾側に移動して生じたとされる。これは、二重では寒冷地で凍結した際にまぶたがくっついて動かなくなるのを防ぐために環境適応したものである[要出典]。完全に下まで移動したものを一重といい、幅が狭いが若干上の方にあるものを奥二重という。 まぶたが一時的に三重以上のようになったり、一重まぶたが二重の状態になったり、逆に二重まぶたが一重まぶたの状態になる事もある。後天的に自然に一重まぶたが二重まぶたになる事もあり、高齢になるほど一重まぶたの比率は減少する。左右で異なる人もいる。
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