三島由紀夫の戯曲とは? わかりやすく解説

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三島由紀夫の戯曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 07:05 UTC 版)

源氏供養」の記事における「三島由紀夫の戯曲」の解説

三島由紀夫の戯曲『源氏供養』。光源氏思わせる54人の女か次々と愛され絶世美男藤倉光」を主人公とする源氏物語思わせる小説春の潮」と、その作者である紫式部思わせる若くして未亡人となった小説家になった「野添紫」が登場する1962年昭和37年)に「文藝復刊3号河出書房新社)で発表当初全8作として発表され近代能楽集の9作目として発表されたが、後に「廃曲」として三島自身によって除かれた。このため三島生前には単行本への収録雑誌などへの再録もなく、また上演されることもなかった。しかし三島死後1981年昭和56年7月7日から15日東京・国劇場小劇場において演出吉田喜重出演真帆志ぶき嵐市太郎堀内正美臼井裕二渡辺喜夫ほかにより上演された。 後に、「三島由紀夫全集23」(新潮社1974年昭和49年11月)、「三島由紀夫戯曲全集下」(新潮社1991年平成3年9月)、「批評集成源氏物語4」(ゆまに書房1999年平成11年5月)、「決定版 三島由紀夫全集23巻・戯曲3」(新潮社2002年平成14年10月10日)などに収録されている。初出以外のテキストがないため、死後出版され全集などでも他の作品に対して行われているような初出誌と単行本収録版や文庫掲載版との差異を示すといった本文校訂一切行われていない。

※この「三島由紀夫の戯曲」の解説は、「源氏供養」の解説の一部です。
「三島由紀夫の戯曲」を含む「源氏供養」の記事については、「源氏供養」の概要を参照ください。

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