一部ネットで伝えられた誤報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:00 UTC 版)
「ドニー・イェン」の記事における「一部ネットで伝えられた誤報」の解説
2010年9月20日、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐり日中関係の緊張が高まっているなか、ブルース・リーの『ドラゴン怒りの鉄拳』にオマージュを捧げた続編的映画『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』の香港プレミア試写会が行われた。そこに香港での仕事を終えた藤原紀香がサプライズ登場し華を添え、映画を鑑賞。その後『香港メディアが伝えたところによると、日本の人気女優藤原紀香に直接「釣魚島(尖閣諸島)は中国領だ」と述べた』というニュースが日本で配信された。 しかしその日本の記事ではニュースの出典元メディアが明記されていないうえ、実際には藤原のいない場で、彼女の突然の登場について「バツが悪いか」と聞かれたドニーが「みんな役者なんだし、バツは悪くないよ」と答え、「あの島は僕らのモノだよ、(この映画で共演したスー・チーに)君は劇中で日本語セリフをしゃべっていて日本語ができるんだから、彼女にそう言ってやれよ(それは政治的な意味かと突っ込む記者に)南丫島(ラマ島、香港の離島)のことだよ、歴史は歴史真実は真実さ」と笑って話したと試写会翌日の9月21日多くの香港中国のマスコミに報道されている。また同作品がアウト・オブ・コンペとして上映された第67回ヴェネツィア国際映画祭の記者会見では「これはエンターティメントです、政治ニュースを忘れて観て欲しい」と強調した。 2011年4月1日には、香港で行われたジャッキー・チェンを中心に香港スターが集結した東日本大震災支援コンサート『愛は国境を越える 311チャリティーイベント(愛心無國界311燭光晚會)』に参加。日本に対し通訳を交えながらも、最後にはドニー自身が日本語で「頑張って下さい」と励ましの言葉を送っている。
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