一般向けの著作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 04:47 UTC 版)
日本科学読物賞、講談社出版文化賞、産経児童出版文化賞を受賞している。簡潔で分かりやすく起承転結がはっきりした文章には定評があり、中学校の国語教科書に、2点が合計18年間にわたって採用された。 島村の著書には「探検もののノンフィクション」の色合いが強い。南極での海底地震観測を描いた『日本海の黙示録―「地球の新説」に挑む南極科学者の哀愁』をはじめ、海底地震計の開発競争を描いた『地球の腹と胸の内――地震研究の最前線と冒険譚』や『地震と火山の島国--極北アイスランドで考えたこと』も、そして後述する『私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。』も、読者が行ったことがない世界に興味を持たせて引きずり込む迫力に満ちているすぐれた探検もの、冒険ものと言える。 2006年から日本文藝家協会の会員になった。母方の祖母の妹が吉行淳之介の母、吉行あぐりである。 2013年5月から『夕刊フジ』に「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」を毎週連載している。このうち最初の約60回分は2014年9月に『油断大敵! 生死を分ける地震の基礎知識60』として出版され、次の60回分は2015年12月に『地震と火山の基礎知識―生死を分ける60話』として出版された。
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