ングラ・ライ国際空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 09:30 UTC 版)
イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港 Bandar Udara Internasional I Gusti Ngurah Rai I Gusthi Ngurah Rai International Airport |
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IATA: DPS - ICAO: WADD | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | ![]() |
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所在地 | バリ州バドゥン県 クタ郡en:Tuban, Kuta |
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母都市 | デンパサール | ||||||||
種類 | 公共 | ||||||||
運営者 | PT Angkasa Pura I | ||||||||
開港 | 1931年 | ||||||||
標高 | 4 m (14 ft) | ||||||||
座標 | 南緯8度44分53秒 東経115度10分3秒 / 南緯8.74806度 東経115.16750度座標: 南緯8度44分53秒 東経115度10分3秒 / 南緯8.74806度 東経115.16750度 | ||||||||
公式サイト | http://www.bali-airport.com/ | ||||||||
地図 | |||||||||
ングラ・ライ国際空港の位置 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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リスト | |||||||||
空港の一覧 |

ングラ・ライ国際空港(ングラ・ライこくさいくうこう、インドネシア語: Bandara Internasional Ngurah Rai、英語: Ngurah Rai International Airport)は、インドネシアのバリ州バドゥン県にある国際空港である。この名称は、独立戦争の英雄グスティ・ングラライ将軍に由来する。2014年4月11日より正式名称は将軍のフルネームを用いたイ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(インドネシア語: Bandara Internasional I Gusthi Ngurah Rai、英語: I Gusthi Ngurah Rai International Airport)に変更された。
通称はバリ国際空港(Bali Internatipnal Airport)、デンパサール国際空港(Denpasar International Airport)である。
オランダの植民地時代である1931年に開港し、オランダ領インド航空(KNILM)によって使用された。行政的にはバリ州デンパサール市ではなく、バリ州バドゥン県クタ郡トゥバン村に属する。バリ島南端のバトゥン半島の付け根部の地峡に、地峡を突き刺すように東西に滑走路が敷かれている。ここはガルーダ・インドネシア航空のハブ空港のひとつである。
空港ターミナル
2011年より新国際線ターミナルの建設が進められ[1]、2013年10月のAPEC首脳会議までに開業させる予定であったが、工事は遅れていた[2]。 2013年9月19日に、新国際線ターミナルが開業した[3][4]。
国内線は、旧国際線ターミナルを利用している。
定期便就航航空会社と就航都市
航空会社 | 就航地 |
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【国内線】:ジャカルタ/CGK、ソロン、スラバヤ、マカッサル、ラブアンバジョ、ジョグジャカルタ 【国際線】:シンガポール、ソウル/仁川、東京/成田、メルボルン、シドニー |
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【国内線】:ジャカルタ/CGK、ジャカルタ/HLP、マカッサル、スラバヤ 【国際線】:ディリ |
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【国内線】:ジャカルタ/CGK、マナド 【国際線】:広州、パース |
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ジャカルタ/CGK、ポンティアナック |
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ワインガプ、ビマ、ロンボク、スンバワ・ベサル、タンボラカ、トミア島 |
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ジャカルタ/CGK、タンボラカ |
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ジャカルタ/CGK、マカッサル、スマラン、スラバヤ、スラカルタ、ジョグジャカルタ、メダン、マナド、バリクパパン、バンジャルマシン、クパン |
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【国内線】:ジャカルタ/CGK、ジャカルタ/LHP、マカッサル、スラバヤ、ラブアンバジョ 【国際線】:パース、メルボルン、ブリズベン、シドニー、クアラルンプール、シンガポール、バンコク/ドンムアン |
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ジャカルタ/CGK |
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【国内線】:ジャカルタ/CGK、ラブアンバジョ、バンジャルマシン 【国際線】:バンコク/ドンムアン、プーケット、シンガポール、クアラルンプール、パース |
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クアラルンプール、メルボルン、シドニー、ブリズベン |
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クアラルンプール |
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クアラルンプール |
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クアラルンプール |
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シンガポール |
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シンガポール |
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シンガポール |
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バンコク/ドンムアン |
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マニラ |
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ホーチミン |
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上海/浦東 |
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広州 |
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成都/天府(2025年9月26日より運航開始予定)[5] |
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香港 |
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デリー |
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ベンガルール |
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ドーハ |
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アブダビ |
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モスクワ/SVO |
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パース、メルボルン、シドニー、ブリズベン、ダーウィン |
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ブリズベン |
アクセス
- エアポート・タクシー
- トランス・サルバギタ (BRT)
- KORIDOR 5 が乗り入れているが、空港勤務者向けである。大きな荷物を持った旅行者は利用できない。[6]
- ベモ
- ワゴン車を利用したミニバスであり、大きな荷物を持った旅行者は利用できない。トゥガル・ベモステーションへの路線がある。
事故
- ライオン・エア904便着陸失敗事故 - 2013年4月13日午後3時半頃(日本時間午後4時半頃)、西ジャワ州バンドンからデンパサールに向かっていたライオン・エアの旅客機(ボーイング737)が、当空港への着陸時に滑走路をオーバーランし、海へ突っ込んだ[7]。搭乗していた乗員乗客100人以上のうち50名近くが病院に運ばれ手当てを受けたものの、インドネシア当局によれば全員命に別状は無いと報道されている。
計画
脚注
- ^ Proyek Pengembangan Bandara Internasional Ngurah Rai Bali
- ^ “デンパサール、「ングラライ国際空港」、拡張工事スタート”. トラベルビジョン. (2012年1月12日)
- ^ “バリ島のングラライ国際空港、新国際線ターミナルがオープン”. FlyTeam. (2013年9月20日)
- ^ “デンパサール(バリ島) ングラライ国際空港 国際線 到着ターミナル移転について”. ガルーダ・インドネシア航空. (2013年9月18日)
- ^ “Sichuan Airlines Schedules Denpasar late-Sep 2025 Launch”. 2025年7月11日閲覧。
- ^ ANGKUTAN UMUM Trans SARBAGITA バリ州政府(Pemerintah Provinsi Bali)
- ^ “バリ島 旅客機が着陸に失敗し海に転落”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年4月13日). オリジナルの2013年4月13日時点におけるアーカイブ。 2013年4月13日閲覧。
- ^ “バリ初の鉄道、空港―スミニャック間を検討”. NNA ASIA. (2022年9月8日)
- ^ “バリ新空港建設計画、国家的に必要な事業”. NNA ASIA. (2022年8月23日)
関連項目
外部リンク
- ングラライ国際空港のページへのリンク