ワールドザンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:52 UTC 版)
作品の舞台となる世界。 WJ版 旧ドヴォーク王国やゲンバー帝国を包する地域は、現代世界に似た地形をしている。大搾取時代と呼ばれた時代にほとんどの資源は掘り尽くされ、最後は地殻変動を引き起こし、わずかな人を残して滅んだ。現在は大工事時代が始まり、ゲンバー大王はユデンの園の無限エネルギーを掘り起こそうとしている。ワールドザンドには以下の国や地域・組織が存在する。 ドヴォーク王国 バル・クロウの故郷で、王族に国王のタビルとリベッタ姫がいた。バル・クロウはこの国の重機士団に所属していた。旧首都はツメシオ (Twomessio)。ゲンバー帝国により滅ぼされた。 ゲンバー帝国 ゲンバー大王が統治する帝国で、ユデンの園を求めて各国を侵攻している。 タビル会 旧ドヴォーク王国の工事戦士たちで構成されたレジスタンス組織。 ファクトリア 海の向こうにあり、ゲンバー大王が侵攻のためにファクトリアへ向けてトンネルを掘削していた。ゲンバー大王死後は、多数のユンボルがファクトリアにつく。 ユデンの園 世界の命運を左右するという未知なる無限エネルギーが眠っていると言われている。かつて、ユデンの園にあった無限エネルギーを掘削したことが原因で大きな災禍が起こり、大搾取時代は終焉を告げた。現在は汚染されているため、重機人間(ユンボル)しか活動出来ない。 UJ版 ゲンバー・ダイオードの思想から実行された世界同時多発工事「大解体」とそれを起因とする核使用により、地球人口が1/10となり更地となった世界。ユンボル11D:「ショベルのバル」が起動したのはワールドザンド歴0010年(作中のバル・クロウ組の会話などより西暦2044年と思われる)。 ユデンの園 ユンボライトが採掘される場所。南極大陸深度660㎞の地点にあり、極地の摂氏マイナス50度という低温からマグマによる2000度以上と言う高温の温度差、さらには複雑な地形によって、ユンボル以外での採掘作業は不可能となっている。
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