ワンマン運転対応関連工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:10 UTC 版)
「札幌市交通局8000形電車」の記事における「ワンマン運転対応関連工事」の解説
2005年以前に導入された02・06・09・10・11・12・13・14・19・20・23・25・26編成については、ワンマン運転に対応させる改造工事が実施された。 ワンマン運転対応…ATOを設置、運転台の仕様変更、モニタ装置の設置。 消火器の移設…従来は乗務員室内に設置されていたものを客室内に移設。 「開戸表示灯」設置 (両先頭車のみ) 非常通報ボタン追加設置…1両当たり1ヶ所から3ヶ所に増設。そのうち82xx, 88xxの車椅子スペース付近のボタンは従来より低い位置に移設。 車椅子スペースへの手すりを横に1本追加 1基設置されていた88xxのパンタグラフを撤去 2008年7月までに該当する編成のワンマン運転対応改造が完了した。ただし、これらの編成には2006年以降導入車のような連結部の貫通扉の設置や一部つり革の高さの変更、スタンションポール設置などは施工されていない。また、モニタ装置については、2006年度以降に落成した編成においても随時設置された。2009年3月に東西線全駅への可動式ホーム柵設置が完了、同年9月以降に可動式ホーム柵設置に伴い車体下部の車番表記が見えなくなったことへの対応として、車体上部にも表記する措置が行われている。また、連結部の転落防止外幌が不要となった後もしばらく設置されたままであったが、2010年7月に17編成からの撤去を皮切りに全編成から外幌が撤去された。 2014年には、専用席付近の吊革がオレンジ色のものに交換されている。
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