レーシングチームオーナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 20:23 UTC 版)
「ジャッキー・チェン」の記事における「レーシングチームオーナー」の解説
2015年にアジアン・ル・マン・シリーズチャンピオンの中国系チームであるDCレーシングの共同オーナーに就任。2016年にフランス系チームのシグナテックとジョイントして、「バシー・DCレーシング(Baxi DC Racing)」の名でWEC(世界耐久選手権)のLMP2クラスにフル参戦を開始した。マシンはオレカ・05のOEM供給であるアルピーヌ・A460で、日産エンジンを使用。初年度はシグナテック・アルピーヌがル・マン24時間レース優勝、とWEC年間チャンピオンに輝いたのに対して、DCレーシングはル・マンではリタイア、年間でも下から2番目という結果に終わった。この年のマシンカラーリングは自らの新作映画、カンフー・ヨガのもので、マシンのカウルにはジャッキーの写真が大きく使われている。 2017年は規約改訂に伴い、マシンをオレカ・07、エンジンをギブソンに変更。またチームオペレーションはシグナテックに代わってJotaスポーツが担うことになり、チーム名は「ジャッキー・チェン・DCレーシング(Jackie Chan DC Racing)」へ変更された。シグナテック内で2番手の扱いだった昨年までとは打って変わり、開幕戦シルバーストンでWEC初優勝を飾ると、第3戦ル・マン24時間でもクラス優勝を勝ち取った。なお最上位クラスのLMP1クラスの台数が少なかったことやLMP1全車にトラブルが発生したこともあり、下位クラスながら総合でも一時トップを快走し、最終的に総合2位に入るという快挙を成し遂げている。年間チャンピオンは最終戦までもつれこんだが、最終的にバイヨン・レベリオンに敗れ2位に終わった。
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