レサ10000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 17:59 UTC 版)
「国鉄レサ10000系貨車」の記事における「レサ10000形」の解説
1966年(昭和41年)に124両、その後1969年(昭和44年)に13両の増備があり、合計137両(レサ10000 - レサ10136)が三菱重工業・日立製作所で製造された。 全長13,700 mm、全幅2,777 mm、全高3,656 mm、荷重24 tで、車体はほぼレム5000形に沿ったものを使っているが、車体に青帯が巻かれる事はなく白一色であった。車体中間に間仕切り壁を設け、それぞれ12 tずつ積める部屋を作り、それぞれに入口幅1,550 mmの扉を備えている構造である。断熱材は120 mm厚のガラス綿である。前後に2つの部屋を設けているため、片方の部屋にだけ貨物を搭載した時でもブレーキ性能に問題がないよう、それぞれの台車で個々に応荷重制御ができるようになっている。また、室内にはドライアイスを搭載できる棚や、荷扱い時に外部電源で点灯できる天井灯(1室2個)が設置されている。
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