レムフ10000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/15 17:59 UTC 版)
「国鉄レサ10000系貨車」の記事における「レムフ10000形」の解説
1966年(昭和41年)に11両(レムフ10000 - レムフ10010)が日立製作所で製造された。 高速貨物列車では最高運転速度の低い従来の二軸車掌車を連結することができないため、車体の一端に車掌室を設けた緩急車が製造された。冷蔵車でもそれにならってレムフ10000形が設計されたが、全長をレサ10000形と揃えたため荷室の容積は減り、前後室の荷重が8 tずつの16 tになっただけで、構造的には全くレサ10000形と変わりがない。車掌室は、コキフ10000形で使われているものと全く同一構造で、台枠にボルトで固定されている。車掌室内には便所の装備もあり、外部は車掌室部分のみ青15号で塗装されている。車掌室側が必ず最後尾になるわけではないことから、車掌室の無い側にもテールランプが設置されている。
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