ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ (駆逐艦)とは? わかりやすく解説

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ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ (駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 13:25 UTC 版)

ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ
基本情報
建造所 フィンカンティエリ
リヴァ・トリゴソ造船所
運用者  イタリア海軍
艦種 駆逐艦
級名 デ・ラ・ペンネ級
モットー utique vince
(何としても勝つ)
艦歴
起工 1988年
進水 1989年10月20日
就役 1993年3月18日
退役 2024年10月1日
要目
排水量 基準 4,500t
満載 5,400t
全長 147.7m
最大幅 16.0m
吃水 4.6m
機関 CODOG方式、2軸推進
GE=フィアット LM2500 × 2基(55,000HP
GMT BL-230.20-DVMディーゼルエンジン × 2基(12,600HP)
速力 最大速 32ノット
乗員 377名(女性乗員は約10%)
兵装 54口径127mm単装砲 × 1基
62口径76mm単装砲 × 3基
アルバトロスミサイル8連装発射機 × 1基
スタンダードSM-1MR Mk 13発射機 × 1基
テセオSSM発射筒 × 4基
MU90短魚雷三連装発射管 × 2基
搭載機 AB-212 ASW × 2機
レーダー SPS-52C三次元レーダー × 1基
SPS-702水上レーダー × 1基
SPS-768対空捜索レーダー × 1基
SPN-748航海レーダー × 1基
IPN-20航海レーダー × 1基
RAN-10S水上レーダー × 1基
AN/SPG-51Dレーダー × 2基
SPG-775火砲連動レーダー × 4基
ソナー DE-1167ソナー
電子戦
対抗手段
AN/SLQ-25対魚雷曳航デコイ
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ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネイタリア語: Luigi Durand de la Penne, D 560)は、イタリア海軍デ・ラ・ペンネ級駆逐艦1番艦。艦名は第二次世界大戦期から冷戦期にかけての海軍軍人で、第10潜水戦隊「デチマ・マス」の一員でアレクサンドリア港攻撃で活躍したルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ中将に由来する。

艦歴

「ルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネ」は、フィンカンティエリリヴァ・トリゴソ造船所で1988年に起工し、1989年10月20日にアニモーソ(Animoso)と命名され進水、1992年6月にルイージ・ドゥランド・デ・ラ・ペンネに改名され、1993年3月18日に就役する。

1996年7月12日から1997年4月4日まで「F584 ベルサリエーレ」と共にターラント海軍基地を出港し世界一周航海に出る。全行程46,000海里におよび、23ヵ国35の港に寄港した。

2002年2月11日から同年6月17日までアラビア海にて不朽の自由作戦に参加する。

2006年夏にレバノンベイルートから避難する民間人をキプロス島ラルナカまで輸送する任務に(ミモザ06作戦)「L9892 サン・ジョルジョ」、「L9893 サン・マルコ」、「F574 アリセオ」と共に従事する。

その後「デ・ラ・ペンネ」はNATO即応部隊(NRF)を構成する第2常設NATO海洋グループ(SNMG2)に属し、南ヨーロッパ海域にてトルコ海軍F-496 ゴコーヴァ」、ギリシャ海軍「F462 コンドゥリオティス」、イギリス海軍「F-82 サマセット」、アメリカ合衆国海軍DDG-66 ゴンザレス」と共に任務に就いた。

31年間の運用後、2024年10月1日に航空母艦C551 ジュゼッペ・ガリバルディ」と共に退役した。

脚注

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