リンクス小林【リンクスコバヤシ】(食用作物)
登録番号 | 第4170号 | |
登録年月日 | 1994年 12月 26日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | リンクス小林 よみ:リンクスコバヤシ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 麒麟麦酒株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区新川二丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤忠 清水明 小山内英一 小林統 田島正美 千葉弘 森育男 枝松俊男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,台湾から導入した「RINX89」にメチルニトロソウレア処理を行い,変異第1代から脱粒性に着目して選抜,育成された固定品種であり,育成地(栃木県塩谷郡喜連川町)における成熟期は極晩生,長稈,玄米は形が極長で香りがあり,耐倒伏性が極強の水稲,粳タイプのインディカ種である。 草型は穂重型,稈長は長,稈の細太は太,剛柔は剛,止葉の直立の程度は極立,葉身の色は濃緑,葉鞘の色は紫である。穂長は長,穂数は少,粒着密度はやや疎である。穎色は黄白,ふ先色は赤紫,芒の有無と多少は無である。玄米の形は極長,大小は極小,粒色は白,精玄米千粒重は極小,見かけの品質は上の下,光沢はやや良,香りは有である。出穂期及び成熟期は極晩生,耐倒伏性は極強,脱粒性は易,収量は多である。 「RINX89」と比較して,脱粒性が難であることで,「ホシユタカ」と比較して,葉鞘の色が紫であること,粒着密度が疎いこと,ふ先色が赤紫であること,玄米の香りがあること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者の農場(栃木県塩谷郡喜連川町)において,台湾から導入した「RINX89」について,メチルニトロソウレア処理を行い,2年に変異第1代の中から脱粒性に着目して選抜,3年に系統比較試験を行ってその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「KRN3501」であった。 |
このページでは「品種登録データベース」からリンクス小林を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からリンクス小林を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からリンクス小林を検索
Weblioに収録されているすべての辞書からリンクス小林を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からリンクス小林を検索
- リンクス小林のページへのリンク