ラミア関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:52 UTC 版)
ラミア 登場作品:『ラミア』『コンフュージョン』 異世界ゾシークの魔導師であり、ミラアブのラミアの異名をもつ。外見年齢は十代だが実年齢は352歳である。世界で知られる全ての魔道を習得し、さらなる知識を求め、禁忌を破り究極の門ウムル・アト・タウィルを越え、アザトートの元に至ろうとした。そこで彼女は想像を絶する世界を知ることになり、自らのキャパシティを超えた知識と真理の前に消滅の危機を迎える。その場は何とか逃れるが、ゾシークへの帰還の途中に事故が生じ、日本人・立川順の肉体に憑依することになる。ヨグ・ソトホートに追跡され、故郷ゾシークを破壊されたあげく、彼女自身もナイアルラトホテップに殺される。 『コンフュージョン』にてラミアの転生であることが示唆された女性・惑占美亜が登場する。しかしラミアと美亜の関係は、はっきりとは作中で語られていないため両者の正確な関係は不明である。 美亜=マドーラ 登場作品:『コンフュージョン』 日本名:惑占美亜(まどうら みあ)、フランス名?:美亜・惑占・アルディー。 コンフュージョンの主人公。フランス人の父親と日本人の母親のハーフであり、ケイオスシーカーのサイキックコマンド。実力はケインに並ぶエース・コマンドとされる。 惑占美亜は、2つの人格をもち、交代の時間は日によってまちまちのようだが、おおよそ昼間はミアで夜はマドーラと呼ばれる名前の人格が支配している。美亜は、生真面目で融通が利かない性格だが知的で荒事も成し遂げられる有能な人格であり、マドーラはかなり奔放でくだけた性格。この2つの人格が統合されたとき、ラ=ミアと呼ばれる3つの目を持つ強力な力をもった人格が登場する。 コンフュージョンでは、ナイアルラトホテップと思われる存在に翻弄され、可能性の数だけいくつもの世界を巡ることになった。作中で彼女が観た幻夢で、前世はラミアの主人公「ミラアブのラミア」であることが示唆されているが、一方でラミアが未来に用意した肉体に入り込んだ謎の2つの魂によって生じた存在であることがナイアルラトホテップによって示唆され、彼女らの正体ははっきりしない。この後、彼女は行方不明になったことが、『リ・バース』にて伝えられている。
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